ムダ毛処理などで黒ずんだ毛穴の治療薬として販売されている小林製薬のケアノキュアですが、どんな成分が入っているのでしょうか?
今回は小林製薬ケアノキュアの成分表や成分の効果についてまとめました。
ケアノキュアの成分表
小林製薬のケアノキュアの成分表です。
ジフェンヒドラミン…1.0g(抗ヒスタミン成分)
グリチルレチン酸…0.3g(抗炎症成分)
トコフェロール酢酸エステル…0.5g(ビタミンE)
イソプロピルメチルフェノール…0.1g(殺菌成分)
※添加物として、セタノール、ラノリンアルコール、流動パラフィン、リノール酸イソプロピル、ジメチルポリシロキサン、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ステアリン酸ポリオキシル、ステアリン酸グリセリン、1,3-ブチレングリコール、グリセリン、キサンタンガム、カルボキシビニルポリマー、エデト酸Na、ニコチン酸アミド、ステアリン酸K、パラベン、pH調節剤を含有する
ケアノキュアには有効成分として5つの成分が入っています。
5つの有効成分には以下のような作用があります。
ウフェナマート
ウフェナマートは、非ステロイド性の抗炎症成分です。
皮ふ刺激作用は弱く、患部に直接作用します。
赤み・炎症を鎮める効果があります。
ジフェンヒドラミン
抗ヒスタミン成分で、かゆみの発生を抑えます。
グリチルレチン酸
抗炎症成分です。赤み・炎症を鎮める効果があります。
トコフェロール酢酸エステル
トコフェロール酢酸エステルはビタミンE剤です。
血行を促進し、肌の新陳代謝を助けます。
イソプロピルメチルフェノール
イソプロピルメチルフェノールは殺菌成分です。
患部を殺菌することにより、細菌の感染を防いでくれます。
小林製薬 2018-03-07
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上記の5つの成分により、ケアノキュアには「湿疹、皮ふ炎、ただれ、あせも、かぶれ、かゆみ、おむつかぶれ」に効果効能があるとされています。
有効成分の働きにより、黒ずんだ毛穴周りの炎症を鎮め、ムダ毛処理により傷んだ肌の新陳代謝を促し、綺麗な素肌へと改善していきます。
なぜ毛穴が黒くなるの?
ムダ毛処理をした毛穴が黒ずんでしまう理由ですが、過度なムダ毛処理や間違った方法でのムダ毛処理が原因の1つです。
毛穴周りの表皮や角質層へダメージを与える可能性があるからです。
20代から40代の女性の約3割の女性は週に1回以上のペースでムダ毛を処理をしているそうですが、過度なムダ毛処理は肌にダメージを与えます。
ダメージを受けた肌が炎症し、毛穴に細菌が入り炎症などが頻繁に繰り返されるうちにメラニンが蓄積し、毛穴の黒ずみが目立つ肌になります。
しかしムダ毛処理をしないわけにはいかないので、毛穴周りの炎症を鎮めたり肌の生まれ変わりを促すための成分が入った医薬品が、ケアノキュアです。
ケアノキュアの使い方
ケアノキュアの使い方は、1日に数回適量を患部に塗布します。
クリームタイプの塗り薬でチューブタイプになっているので持ち歩きにも便利です。
使用する期間は、1~2週間程度。
1~2週間使用しても症状がよくならない場合は使用を中止し、製品の添付文書を持って医師や薬剤師又は登録販売者に相談します。
さいごに
ムダ毛処理をするとムダ毛はなくなっても毛穴が目立って気になってしまうという人は多いと思います。
今まであまりなかったタイプの医薬品だと思うので、脚や腕などの毛穴が気になる人は試してみる価値はありそうです。