2017年10月4日(水)に小林製薬から発売された「ヘモリンド舌下錠」は、いぼ痔(痔核)の症状を改善するための一般用医薬品です。舌下で服用するタイプのこの薬は、従来の塗り薬や座薬とは異なる特徴を持ち、ネット上でも口コミが多数投稿されています。

この記事では、ヘモリンド舌下錠の成分や仕組み、実際の使用者による感想、服用方法などをわかりやすくご紹介します。なお、本記事はあくまで参考情報であり、使用にあたっては必ず医薬品の添付文書をよく読み、用法・用量を守りましょう。

ヘモリンド舌下錠とは?

ヘモリンド舌下錠は、いぼ痔(痔核)に伴う腫れや出血、痛みなどの症状を緩和する第2類医薬品です。舌の下でゆっくり溶かして服用する「舌下錠タイプ」で、患部に直接塗るタイプではありません。

舌下錠の特徴とメリット

  • 舌の裏の粘膜から有効成分が吸収され、速やかに血流へ取り込まれる
  • 胃腸を通らずに体内に吸収されるため、負担が少なく即効性が期待される
  • 味はほぼ無味で、5〜10分程度で溶ける

有効成分:静脈血管叢エキスとは?

ヘモリンド舌下錠に含まれる主な有効成分は「静脈血管叢エキス」です。これは痔の原因となるうっ血や炎症の緩和を目的としており、以下のような働きがあるとされています。

・血管循環機能の調整
・抗浮腫作用(腫れの軽減)
・線維素溶解(血栓の形成抑制)
・抗炎症および組織修復作用

これらの作用により、いぼ痔の症状緩和が期待されます。ただし、完治を目的とするものではなく、あくまで対症療法です。

実際の口コミ:使ってみた人の声

個人の感想です(効果には個人差があります)

上記はあくまで個人の感想であり、すべての人に同じ効果があるわけではありません。

ヘモリンド舌下錠の正しい服用方法

ヘモリンド舌下錠の使い方

  • 服用は空腹時に行います
  • 舌の下に置き、完全に溶けるまで待ちます(噛んだり飲み込んだりしない)

服用量の目安(15歳以上)

  • 通常症状:1回1錠、1日3回
  • 急性症状:1回2錠、1日4回
  • 慢性症状:初日は1回2錠×4回、2日目以降は1日3回を目安に調整

※15歳未満は服用不可。詳しくは添付文書をご確認ください。

どこで買える?価格と販売店

ヘモリンド舌下錠は、全国のドラッグストアやオンラインショップ(Amazon・楽天・Yahoo!ショッピングなど)で購入できます。

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注意点とまとめ

  • あくまでいぼ痔の「症状を緩和する薬」であり、完治を保証するものではありません
  • 慢性化や再発が多い場合は、医師の診察を受けることが重要です
  • 薬機法により「治る」「完治する」といった表現は禁止されています

いぼ痔の症状に悩まされている方にとって、舌下錠という新しい選択肢は魅力的かもしれません。市販薬でのセルフケアを始める前に、自分の症状や体調に合っているかをしっかり確認することが大切です。


※本記事は医薬品の効果効能を保証するものではありません。実際の使用に際しては、必ず医薬品添付文書をよく読み、必要に応じて医師または薬剤師に相談してください。