最近、「電動なし」で子供乗せ自転車を選ぶ方が増えています。私もそのひとりで、実際にCream Cargo(クリーム カーゴ)BAA203-Oという20インチのミニベロタイプの子供乗せ自転車を購入しました。あわせて、OGKのチャイルドシートと前カゴカバーを取り付けて、総額37,207円で完成!

この記事では、私の体験をもとに、コストを抑えつつも安心・快適に使える子供乗せ自転車の魅力と選び方をご紹介していきます。

結論として、身長150cmの私にとっては、クリームカーゴは乗りやすくとても相性の良い自転車でした。しかし、身長175cmの夫が試乗してみたところ、漕ぎにくさを感じたようです。小径20インチタイプは小柄な方には最適ですが、高身長の方には24インチや26インチのモデルの方が快適に使えるかもしれません。

コスト重視派必見!電動なしで選ぶ子供乗せ自転車のメリット

電動なしの子供乗せ自転車はなぜ人気?

電動自転車は確かに便利ですが、価格が高いのがネック。非電動モデルなら、3〜4万円台で本体+チャイルドシートを揃えることが可能です。坂道が少なく、保育園の送り迎えや近所のお買い物に使う程度であれば、十分に実用的です。

今回私が購入したクリームカーゴは、カスタムしても3万円台で購入できたので、コスト面で非常に満足度が高かったです。変速付きにする場合はプラス5,000円の追加になりますが、それでも電動自転車と比べれば圧倒的に安価です。

電動アシスト付きの子供乗せ自転車は確かに楽に漕げますが、購入時に10万円以上かかるうえ、数年ごとにバッテリー交換で約4万円が必要です。そう考えると、日常的な送迎や近所の移動、多少の坂があっても押して歩くことが前提なら、非電動タイプでも充分だと感じました。

私がアサヒの「クリームカーゴ」に決めた理由は、価格だけではありません。20インチの小径車で乗り降りがしやすいこと荷台の位置が低く子どもの乗せおろしがラクな設計適正身長145cm〜と小柄な私でも扱いやすいサイズ感、そしてBAAマーク付きの安全性の高い自転車であることなど、細かい条件が揃っていたのも大きなポイントでした。

実際、チャイルドシートを取り付けられる非電動の自転車は、ブリヂストンなど他メーカーからもいくつか出ていますが、多くが24インチや26インチサイズです。私のように小柄な体型の人にとっては、20インチという点は非常にありがたいです。実際、身長175cmの夫が試しに乗ってみたところ「すごく漕ぎにくい」と言っていたので、アサヒのクリームカーゴは小柄な方向けのモデルだと感じました。

コストパフォーマンス優れたモデルを厳選

今回購入した「Cream Cargo」は、見た目の可愛さと安定感、そしてしっかりとした作りが魅力。後ろに「OGK RBC-019S POPOLA」のチャイルドシートを装着しましたが、装着も簡単でガタつきもありませんでした。

選び方とチェックポイント

選ぶ際のポイントは、タイヤサイズ(20インチなどの安定性)変速機能チャイルドシートの互換性、そしてスタンドの安定性。特にスタンドは、最初から頑丈なものに交換するのがおすすめです(私は「昭和インダストリーズ W-13SW」に変更)。

変速機は必要?実際に使って感じたこと

クリームカーゴには約5,000円追加で3段変速付きモデルがあります。私は今回、変速機付きのタイプを選びましたが、実際の使用頻度や用途を考えると、変速なしでも良かったかもしれないと感じています。

主な使い道は、歩いて10分・自転車で3分ほどの距離にある公園までの移動。坂道もほとんどなく、あっても押して歩く前提なので、5,000円の追加投資に対する必要性をあまり感じませんでした。

価格が2万円台の自転車において、5,000円の差は大きいですし、実際に変速機付きは20.45kg、なしは19.8kgと650gほど重くなるため、軽さを重視する方には変速なしモデルもおすすめです。

お子様を乗せる際の安心安全基準

チャイルドシートの安全ベルトや足置き、ヘルメットの着用は必須。OGKのシートはしっかりした作りで、3点式ベルトも簡単に装着できます。座面も広めで、子どもも快適そうでした。

3人乗りを検討している方へ|非電動モデルの選び方

電動なしの子供乗せ自転車として有名なのは、丸石サイクルの「ふらっか~ず」シリーズです。ただ、本体価格だけで5万円以上することが多く、今回購入したような3万円台のモデルが選べるのは家計的にも非常に助かります。

とはいえ、「ふらっか~ず」は3人乗り(幼児2人同乗)に対応した安全基準適合モデルであるのに対し、アサヒの「クリームカーゴ」は後ろ乗せ専用の設計となっており、前乗せチャイルドシートの取り付けができません。つまり、非電動で3人乗りを希望される場合は、丸石サイクルの対応モデルが選択肢になります。

ただし、3人乗りはやはり負荷が大きくなるため、非電動モデルでは体力的に厳しい場面も。そのため、非電動の「丸石ココッティ」よりも、電動アシスト機能がついた「丸石ペーブメントアシスト」のようなコストパフォーマンスの良いモデルの方が、長く快適に使えるかもしれません。

人気の子供乗せ自転車ブランド比較

ブリヂストンの電動なしモデル

電動なしで子供乗せとして使えるブリヂストンの代表的なモデルには、「エブリッジU(E.Xクリームアイボリー)」などがあります。このモデルは24インチのシティタイプで、車体後部にはクラス27(最大荷重27kg)対応キャリアが標準装備されています。

このため、別売のリアチャイルドシートを装着すれば、電動なしでも十分に実用的な子供乗せ自転車として利用可能。ブリヂストンならではの堅牢なフレーム設計と安定感もあり、通園やちょっとしたお出かけにもおすすめです。

あさひでおすすめの自転車

サイクルベースあさひのオリジナルブランドからは、ENERSYS U(エナシス ユー)が子ども乗せにも対応した電動アシスト自転車としておすすめです。

ENERSYS Uは、スタイリッシュで日常使いに最適なデザインが魅力。電動アシスト機能には「スマートモード」が搭載されており、坂道や悪路でもスムーズに走行できます。また、U型フレームで乗り降りしやすく、小柄な方にも安心の設計です。

このモデルにはクラス27のリアキャリアが標準装備されており、後ろ乗せ用のチャイルドシートが取り付け可能。BAAマークも取得済みで、安全性も十分に確保されています。

適正身長は147cm〜で、24インチタイヤ、変速なしのシンプル構造。重量は24.0kgとしっかりしていますが、電動アシストによって軽快に乗りこなせます。保育園の送り迎えや日常の買い物、ちょっとしたお出かけにぴったりの1台です。

イオンの子供乗せ自転車とその特徴

イオンバイクには、電動アシスト付きモデルが多く揃っていて、子乗せにも対応しているものがあります。例えば、前後チャイルドシートがセットになったモデルや、リアキャリアが耐荷重27kg以上のモデルもあります。

特に注目したいのは、イオンバイクの「子乗せタイプ」カテゴリーに多く見られる20インチ/3段変速の電動アシスト車種。パナソニック「ギュット・クルームDX」やヤマハ「PAS Babby」など、乗り降りがしやすく、安定感もあり、日常の送り迎えに便利です。

また、イオンバイクでは「WILLGO タウン」など、24インチサイズでリアキャリアにチャイルドシートを取り付け可能なモデルもラインナップされています。耐荷重がしっかりしており、使い勝手重視のファミリーに適しています。

電動なしの子供乗せ自転車を選ぶ条件

積載能力と荷物収納のポイント

前カゴに荷物がしっかり入るかも重要。私は「COVERS LOVERS4」の2段式カゴカバーをつけて、荷物が増えても対応できるようにしました。

同乗と安全性を考慮した設計

低重心設計のミニベロは、乗り降りしやすく、重たい荷物やお子さんを乗せてもふらつきにくいです。

メンテナンスが簡単なモデル選び

ギアやチェーンの構造がシンプルで、掃除や注油などのメンテナンスがしやすいものがおすすめです。

子供乗せ自転車の各種特徴と性能

タイヤサイズの選び方と影響

20インチは安定感があり、小柄なママでも扱いやすいサイズ感です。

走行距離と充電の必要性

非電動なので充電の必要なし!短距離移動がメインなら、気軽に乗れます。

重心と安定感の重要性

低めのフレームとワイドスタンドで、停車時もぐらつかず安心感があります。

利用シーン別のおすすめモデル

通勤と通学に最適な自転車

駅までの送り迎えなどにも便利な3段変速つきのミニベロタイプは、混雑した道でも小回りが利きます。

買い物や送迎に便利な設計

大容量の前カゴと、荷物を引っかけられるハンドル部など、日常使いにうれしい設計がポイント。

家族でのレジャーに適したモデル

休日にはピクニックや公園へのお出かけにも活躍。子どもと一緒に風を感じながらのお出かけが楽しみになります。

アウトレットや在庫処分での購入法

お得なアウトレットまとめ

アウトレットや型落ちモデルを狙えば、1万円以上お得になることも。公式サイトや大型店舗をチェックしてみましょう。

在庫処分品の注意点と見極め

製造年やタイヤの劣化状態を確認しましょう。保証内容の有無も大切なポイントです。

子供乗せ自転車のメンテナンスガイド

ランニングコストを抑える方法

非電動モデルはランニングコストが低く、バッテリー交換の心配も不要。空気入れや簡単な注油で長く使えます。

自分でできる簡単なメンテナンス

ブレーキの確認、タイヤの空気圧チェック、サドルの高さ調整などは、定期的に自分で行うと安心です。

購入前に確認したいこと

実店舗とオンラインでの購入メリット

オンラインは価格が安く、レビューも豊富。一方で、実店舗なら組み立て済みで引き渡してくれる安心感があります。

試乗の重要性とチェックポイント

店舗で試乗できるなら、乗り心地・サドルの高さ・ハンドルの操作性を必ずチェック。お子さんも一緒に座らせてみると◎。

最後に|電動なしで選ぶ子供乗せ自転車のまとめ

子供乗せ自転車を選ぶ際の心構え

大事なのは、「日々の使いやすさ」と「子どもの安全」です。無理に高価な電動にこだわらず、目的とライフスタイルに合った選択を。

安全に楽しむためのポイント

定期的な点検と、安全グッズの装備で、快適で安心な自転車ライフを楽しみましょう!

私のように、予算を抑えつつもしっかり使える自転車を選べば、毎日の送迎やお買い物がもっと楽しく、ラクになりますよ♪