新宿区から届いた「3歳児健康診査(3歳児健診)」の案内。
初めての方は、「何をするの?」「持ち物は全部必要?」「どれくらい時間がかかるの?」と気になりますよね。
この記事では、実際に新宿区の保健センターで受けた3歳児健診の流れを、体験談を交えて詳しく紹介します。

目次
新宿区の3歳児健診とは?
3歳児健診は、子どもの成長・発達・健康状態を確認するために行われる大切な節目の健診です。
新宿区では保健センターで実施され、
身長・体重・目・耳・歯・発達・生活習慣などをトータルでチェックしてもらえます。
母子保健法に基づき無料で受けられるので、必ず受けておきましょう。
持ち物リスト(実際に使った・使わなかったもの)
- 母子健康手帳
- 3歳児健康診査アンケート2枚(記入済み)
- 視力検査結果(自宅で実施してアンケートに結果を記入)
- 聴覚検査結果(自宅で実施してアンケートに結果を記入)
- 尿検査容器(採尿できた場合)
- バスタオル(案内に記載あり)


案内書には「バスタオル持参」とありますが、筆者の健診時は実際に使用しませんでした。
1歳半健診のときは、歯科の先生の膝の上にタオルを敷いて子どもの頭を乗せる方式でしたが、
今回はおそらく使い捨ての布が用意されており、タオルは出番なし。
ただし、これは保健センターや担当医によって異なる可能性があるため、念のため持参するのが安心です。
実際の当日の流れ(体験談)
① 受付前に1階で目の検査
受付の前に、1階で「屈折検査(スポットビジョンスクリーナー)」を受けました。
これは薄暗い部屋で、機械のキラキラ光る画面を数秒見るだけの検査。
子どもも怖がることなく、あっという間に終わります。
自宅で行った視力検査とは別に、この機器検査で屈折異常(近視・遠視・乱視)を確認してくれます。
② 2階の窓口で受付
名前を伝えて受付をします。筆者は尿検査が採れなかったので相談したところ、
「4歳になるまでの間に、毎月実施されている3歳児健診の日(13時〜14時)に持参すれば検査してもらえる」とのことでした。
この方法は保健センターによる対応かもしれませんので、案内書または受付で確認しておくと安心です。
③ 保健師さんとの面談
自宅で記入した2枚のアンケートを見ながら、保健師さんとお話をしました。
内容は食事や睡眠、言葉の発達、家庭での様子など。
気になることや困っていることを気軽に相談できます。


④ 身体測定(身長・体重)
パンツ1枚になって身長と体重を測りました。
服を脱ぐ場面があるため、動きやすく、着替えやすい服装で行くのがおすすめです。
服をどの程度脱ぐかは施設によって異なる場合があります。
⑤ 医師の診察
聴診器で心音・呼吸音のチェックをしたあと、肌の状態や自宅での視力・聴力の検査結果の確認もありました。
「3語文を話せるか」など簡単な発達の質問もあります。
診察はスムーズで、子どももリラックスして受けられました。



⑥ 歯科健診
歯の並びや虫歯の有無をチェック。
1歳半健診と違ってバスタオルは使いませんでした。
ただし、担当医によって対応が異なる可能性があるため、案内にあるものは一式持参しましょう。
⑦ 希望者の発達相談・栄養相談
希望する人は、最後に発達相談や栄養相談を受けられます。
必要な方だけ声をかけてもらえるスタイルでした。
実際の所要時間と混雑状況
受付から終了(①~⑥ )まで約50分でした。
受付時間が細かく指定されているため、混雑も少なくスムーズに進みます。
小さい子どもを連れての健診でも、待ち時間が少ないのは助かりますね。
健診を受けて感じたこと
- 目の屈折検査は一瞬で終わり、子どももリラックスして受けられた。
- 尿検査は後日でも受け付けてもらえる(保健センターによる)。
- バスタオルは使わないこともあるが、持参が安心。
- スタッフの方が優しく、全体的に穏やかな雰囲気。
これから受ける方へのアドバイス
- 自宅での視力・聴力検査は早めに終えておこう。
- 尿が取れなかった場合の対応は、当日受付で確認。
- 服は動きやすく着替えやすいものがおすすめ。
- 健診資料の中に「絵本引換券」が入っているので、ぜひ区立図書館にも寄ってみて。

※本記事の内容は筆者の体験談を含みます。健診の詳細や持ち物は年度・地区・センターにより異なる場合があります。必ず案内書を確認のうえご参加ください。
まとめ
新宿区の3歳児健診は、スタッフの方々の対応が丁寧で、全体的にスムーズに進みました。
当日の流れを知っておくと安心して臨めます。
これから健診を受ける方の参考になればうれしいです。
